(注意)こちらは、2023年12月発行の、院内広報キトキト第69号の記事の一部です。
こんにちは。12月になりました。
院長ひでかずは、回避できないトラブルを経験すると、(あるいは仕出かすと)、腹痛を自覚し保健室へ行ったり早退したりして、家族に心配と迷惑をかけた経験があります。
皆様も、からだの症状が、心理的・精神的な問題で悪くなったり良くなったりした経験はございますか?
今回は、心身症(しんしんしょう)について少し触れたいと思います。
【心身症の定義(1991年 日本心身医学会)】
身体疾患のうち、その発症と経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないしは機能的障害の認められる病態を呈するもの。
また、口腔領域の「心身症」は、これらが挙げられています。
【心身症とされる「歯科口腔外科領域」の疾患(1991年 日本心身医学会)】
・舌咽神経痛 ・ある種の口内炎(アフタ性および更年期性)
・特発性舌痛症 ・義歯不適応症 ・補綴後神経症
・口腔咽頭過敏症 ・頻回手術症 など
これらは、「こころ」と「からだ」は、互いに影響しあって生体として成り立つという、「心身相関」に該当します。大事なことですね。
参考図書:こころの病気と歯科治療 2018 デンタルダイヤモンド社
最後までご覧いただきありがとうございました。
ひでかず歯科口腔外科クリニック
院長 佐藤英和