(注意)こちらは、2021年1月発行の、院内広報キトキト第35号の記事の一部です。
新年明けましておめでとうございます。
今年はおうちでお正月を過ごした方も多いかと存じます。
ついつい食べ過ぎてしまうなどして、「なんだか舌が荒れてきたぞ」と鏡で舌をみると、「あれっ、こんなブツブツあったっけ?」と気になってしまう方もいらっしゃるかと思います。
今回は、舌に存在していてよい、正常な舌乳頭( ぜつにゅうとう)をお示しします。
糸状(しじょう)乳頭
舌乳頭のうち、もっとも小さく数が多いです。ここでは味覚は感じません。
茸状(じじょう)乳頭
乳頭の表面は角化していないので、中の血管が透けて赤くみえます。
葉状(ようじょう)乳頭
舌の側面の奥に、4~7つのヒダ状に存在しています。
有郭(ゆうかく)乳頭
舌の奥に、1列になり、左右3~4個ずつ存在しています。
これらの舌乳頭に、もし腫れぼったさや痛み・違和感などが生じた際は、受診をご検討ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ひでかず歯科口腔外科クリニック
院長 佐藤英和