(注意)こちらは、2024年12月発行の、院内広報キトキト第81号の記事の一部です。
こんにちは、12 月になりました。
2017年9月に開院した当院では、これまでに十数名の「口腔がん」を疑う患者様を、病院口腔外科様へご紹介申し上げました。ほぼ全員が、「口腔がん」の診断となっておられました。
患者の皆様に同意を得ておりませんこと、プライバシーへの配慮をさせていただくため、詳細なデータの掲載はできませんが、「口腔がん」が疑われる方の早期発見・診断・治療に至るお手伝いとなれればと思い、当院を受診した「口腔がん」が疑われた方の傾向をお示しいたします。
(当院内資料より)
【年齢】
40歳代前半から80歳代後半の方まででみられました。
【部位】
舌が最も多く、他には、歯ぐき(歯肉)、上あご(口蓋)、頬の内側(頬粘膜)にもみられました。
【自覚症状】
「刺激物にしみる、さわると痛む」など痛みのある方、
「腫れている」、「できものがある」、など痛みをさほど感じない方もおられ、
中には他の症状で受診して、その診察中に偶然発見した例もありました。
【自覚症状から当院受診までの期間】
「2週以内」と早めに受診をいただいた方、
「6か月から1年」を過ぎてから受診いただいた方など、
様々でした。
過去に、他病院様で数年以上白板症の経過観察をいただいていた方が、
痛みが出現して受診したという例もありました。
【当院受診のきっかけ】
比較的お若めの年代の方は当院のホームページをご覧いただいて受診した方が多く、
比較的ご高齢の方は、当院も所属しております歯科医師会医療機関様からのご紹介が多かったです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ひでかず歯科口腔外科クリニック
院長 佐藤英和