(注意)こちらは、2019年2月発行の、院内広報キトキト第12号の記事の一部です。
新年もはや1か月が過ぎました。寒い日・空気の乾燥する日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
冬の時期は、比較的口臭が気にならないかもしれませんが、電車やバスの中、温かい室内で人と向かい合っておしゃべりしているときに、人が鼻に手を持っていったり、咳ばらいをしたりすると、「自分の口臭のせい?」と思ったりしてしまうことがあるかもしれません。
口臭に色がついていたら、もっとケアや治療が楽になるのに、とさえ思ってしまいますが、見えないものへの評価や治療の難しさを感じます。
当院では口臭測定器を用意しております。
【2023年10月補足:当院では口臭測定器(簡易ガスクロマトグラフィーによる口臭測定は保険適用外となります。】
口臭の中でも、揮発(きはつ)性硫化物といわれる
①硫化水素
②メチルメルカプタン
③ジメチルサルファイド
のそれぞれを測定し、口臭の客観的な評価の一助としております。
当院での「口臭の診療」では、患者さんからどう口臭がするか?に加えて、患者さんがどのように口臭に悩んでおられるのか?への対応が最も大切と考えております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ひでかず歯科口腔外科クリニック
院長 佐藤英和